5/01/2014

Never let me go...

時すでに5月。 時間は容赦なく過ぎていくように感じます。
自分の気持ちを整理できず、未だにジャスパーの影を探していることに気づいたとき、やるせない気持ちになります。
フィービーに「ジャスパーがいない」と言うと、彼女は探しに行きます。Oちゃんも探しに行きます。この仔たちは、彼が何処で寝ていたかを記憶しているようです。

コメントをいただいているにも関わらず、お返事できないでいます。
涙で、字が見えなくなってしまうのです。ごめんなさい。 もう少し待っていてください。


表題の"Never let me go" とは、日本語の出来ない英国国籍日本人作家、カズオ・イシグロの著書です。邦題は「わたしを離さないで」と言います。

 映画にもなったのですが、イシグロ氏の作品は、若干異様な部分もあります。
でも、その英語表現の美しさから、今ではイギリスの大学の英文学科及び、言語学部英語学科にて、教科書の中にも扱われています。文学は芸術、言葉の表現の美しさは、絵画にも勝る芸術です。

この作品の中で、こういった表現があります。

“Memories, even your most precious ones, fade surprisingly quickly. But I don’t go along with that. The memories I value most, I don’t ever see them fading.”

原文のままで恐縮ですが、どうか、一言一言で訳してみてください。
私の今の感情にとても近い表現です。


3月30日のジャスパーです。




 そして、天国のサンニン

私が行く時は、同じように並んでいて欲しい。

B&J

3 件のコメント:

  1. う、うッ・・・・

    「私が行く時は、同じように並んでいて欲しい。」

    私は涙。なみだです。

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  2. ばたばたしていて久しぶりにお邪魔したら・・・・
    今しって涙がとまりません
    写真を拝見して、ほんとお兄ちゃん最後までたのしそうでした。
    そして、一瞬なぜメルとエイミーとおにいちゃんが・・・とおもったらちがったんですね。
    ゆっくりゆっくり心を整理してください。

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  3. B&Jさん
    いかがお過ごしですか。
    少しずつ遠のいていく記憶。でもその中でひときわ強く残る記憶もある。
    それはいつまでも消えることがない。
    私はそう思っています。
    空に帰って行った大切な家族。初めは後悔ばかりが押し寄せるけれど、
    時が優しく慰め、やがて一番良い記憶がいつまでも色あせることなく留まる。
    お空組はいまごろ楽しく遊び回り、マミィさんとダディさん、お子さんたちを待っていることでしょう。

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