世界中の犬好きさんにとって、クラフツ展とは憧れのドッグショーであり、多くを学べる場所でもあります。相容れないとされるアメリカからも、名誉欲から、このドッグショーに出陳したくて、必死になって、無理矢理、出陳権を獲得するために、名の知れない外国のショーに出して、権利を得るということをしています。日本でもそういう人がいるそうです。(-_-メ) 良い犬とは、このショーに出たから良いというものではないです。犬を選ぶとき、そういった飾りの言葉に惑わされないでくださいませ!!
しかし、このクラフツ展、やるときはやります!
ジャッジとのコネや、有名犬舎を印籠にして、このショーで勝とうとする・・・ そのおぞましい欲望は、もう通じないようになるでしょう。
2009年に、センセーショナルなテレビ番組を
ジェマイマ・ハリスン と作成したBBCは、もうクラフツ展をテレビで放映しないとし、その後を、チャンネル4が引き受けましたが、やはり、公にこのショーを紹介するので、反響も考えないといけません。
2009年以降、色々な犬種はその向上をみることができるようになりました。やはり、真面目に健康を考えているブリーダーが努力することで、犬の欠陥を減らすことが出来ます。
しかし、まだまだコネと古狸たちのジャッジがいる限り、せっかくの努力が無駄になり、元の木阿弥に戻されることも多々あります。ですから、誰もが目を光らせる必要があります。そのためには、この世界最大のショーは一役も二役も買うことが出来ます。
今回、やり玉に挙がったのは、 日本でも古くからお馴染みの犬種、ジャーマン・シェパード。ドッグ、日本では単に「シェパード」と言われている犬種。あのヒットラーもこよなく愛したマルチな才能を持つ、素晴らしい使役犬です。
いつから、こんな形が良いとされてしまったのか???ショードッグはまるでハイエナの背中から後肢のような外見になってしまいました。。。
まずは、今年のBOBを決める瞬間のビデオをどうぞ!
そしてこれは、テレビでも放映されるグループの一番を決めるためのリング。シェパードは「パストラル・グループ」とされています。しかし、なぜかチャンネル4が、放映しなかった部分。何らかの力が働いたようですが、それも簡単に暴露されてしまう。
しかし、私にはこのメスのシェパードの良さが全然分かりません!!どこが良いのかも理解出来ないのです!!
もしもおわかりの方がいらしたら、匿名で結構ですので、どうかコメント欄に記してください。これも一つの勉強ですので、よろしくお願いします!!
しかし、翌日には完全に公にしなくてはいけなくなりました。
民主主義とは、こういうものなんです。
こちらでその様子が観られます。
この後、このシェパードは、BOB及びCCも剥奪され、このジャッジは「厳重注意」をうけました。この人をジャッジに招くのは、もう小さな村のお遊びのようなショーか、頭数が少ない外国のショーによばれるだけとなるでしょう。または、もうジャッジできないかも??
もちろん、イギリスのショーに出るシェパードが全てこの仔のような奇形体型ではありません。ちゃんと、普通に見える体型の仔も多くショーで勝っています。この仔は去年の1チャンプショーで勝ったBOBの仔です。私はこの仔の形が正しいと思っています。
こういうのも、ジャッジの好みで決まるとしたら、今年のクラフト展ジャッジは、失格ですよね。。。
この大変に美しい犬種がこの100年でどう変わったかをこのビデオが見せてくれています。
人間のエゴと高飛車な態度が、こんなに酷い奇形犬種を作ってしまいました。。。
人間は、欲望のためならば、神様をも侮る卑劣さを持っているのですね。。。
私たちの愛する犬種が、こうならないことを願ってやみません。
今日は、久しぶりに真面目な勉強の記事としました。
BFN・・・・(^o^)/~~~